狛しかちゃん日記

鹿島神社と神社と神様とその他諸々ゆるゆる日記☆

優しい歓迎

いつも通っている神社に参拝しようと参道を歩いていると、なんだか良い香りがして

周りを見渡すと何も見えません。なんだろう?梅の花でも風に乗って香るのだろうか?

と思いつつ社に手を合わせて、その日は帰りました。

次の日も仕事帰りに寄ると香りがします。なぜか、参道脇の灯篭の後ろが気になって

覗いてみました。そこに隠れるように、沈丁花の可愛らしい丸い茂みがありました。

初めて気が付きました。低木で、ちょうど灯篭の陰に隠れるように生えていたので

見えなかったのです。

多分、見えていても気が付かなかったのかもしれませんが。お花が咲いていないと、

ただの背の低い木なので普段は目に入らないと思います。とても良い香りだし、

可愛らしいお花なので写真に撮りました。それから、家に帰って母に聞いてみたら

沈丁花じゃないの?」と言わてネットで調べたらその通りでした。

沈丁花って、日本三大香木の一つと言われているようです。他の二つはくちなしと

金木犀だそうですね。金木犀は分かるのですが、くちなしはあんまり私はピンと

来ませんでした。

沈丁花は三木の中で一番、香りが遠くまで運ばれるらしいのですが、私は何年も

神社のそばの道を通っていたのに、一度もその香りを嗅いだことがありません。

灯篭の陰に隠れるようにひっそり生えていたり、香りも強いはずなのに参道を

歩くまで気が付かないところといい、まるで参拝に来た方が気が付いてくれたら

いいって感じに受け取れました。

なんだか、控えめな神様のおもてなしって気がして嬉しかったです(*^-^*)

 

手前のお花が沈丁花です。