今日は、前に書いた栃木県立博物館の企画展に行ってきました。最終日だからか、
単に県民の日で無料だったからか結構混んでいました。博物館脇にある駐車場が
満車で困ったくらいです。おお、こんなに混んでいる博物館を見たのは初めてですよ。
さていつもだったらゆっくり見て周るのですが、今回は企画展だけ見に行くことに
しました。2階なのでエレベーターで行ったのですが、ドアが開く時のチンって音が
大きくてびくっとしました(汗)。
企画展の会場には大きな壁掛けが飾ってあります。会場をぐるっと見渡したら
わかったのですが、異界の下に描いてある動物、狐だったんです…それも玉藻の
絵だそうです。玉藻ってあの殺生石で有名な妖狐です。ええ?尻尾が9本じゃない
し、首が長くてずっと鹿だと思っていました(汗)。
それと儀式で使う藁人形も載っています。私、これを見るために行ったんですよ。
藁人形と言っても、誰かを呪う為の物ではありません。この壁掛けの隣に、実物の
藁人形が鎮座されておりました。すみません、博物館の展示物だったので、写真を
撮っていいのかわからなかったので写真は撮ってないんです。その代り、この
壁掛けの藁人形を大きく撮ってきました。さあ、ごらんあれ(笑)。
お顔の表情がなんとも言えないですよね(笑)。この藁人形は、災害や疫病を防ぐために
集落の辻(つじ)に置かれていたようです。他にも百目鬼の姿絵が展示されていて、
見られてよかったです。普段はお寺に保管されているんですよね、新聞で見たことが
あります。宇都宮には、百目鬼が暴れ回っていた昔話があるんですよ。そうそう、
姿絵なんですが体は普通でした。私のイメージだと体全体にも目があると思ったのに。
顔には目が書いてあったけど、百個も目なかったです、詐欺だ~っ。
す、すみません、よく姿絵を見たら、足に目が描いてありました。でも、上半身は
マッチョだけど目は描いてありません。だから勘違いしちゃったんですよぅ。