狛しかちゃん日記

鹿島神社と神社と神様とその他諸々ゆるゆる日記☆

藁人形がお出迎え

今日は、前に書いた栃木県立博物館の企画展に行ってきました。最終日だからか、

単に県民の日で無料だったからか結構混んでいました。博物館脇にある駐車場が

満車で困ったくらいです。おお、こんなに混んでいる博物館を見たのは初めてですよ。

さていつもだったらゆっくり見て周るのですが、今回は企画展だけ見に行くことに

しました。2階なのでエレベーターで行ったのですが、ドアが開く時のチンって音が

大きくてびくっとしました(汗)。

異界の下にいる動物なんだと思いますか?

企画展の会場には大きな壁掛けが飾ってあります。会場をぐるっと見渡したら

わかったのですが、異界の下に描いてある動物、狐だったんです…それも玉藻の

絵だそうです。玉藻ってあの殺生石で有名な妖狐です。ええ?尻尾が9本じゃない

し、首が長くてずっと鹿だと思っていました(汗)。

それと儀式で使う藁人形も載っています。私、これを見るために行ったんですよ。

藁人形と言っても、誰かを呪う為の物ではありません。この壁掛けの隣に、実物の

藁人形が鎮座されておりました。すみません、博物館の展示物だったので、写真を

撮っていいのかわからなかったので写真は撮ってないんです。その代り、この

壁掛けの藁人形を大きく撮ってきました。さあ、ごらんあれ(笑)。

実物もちゃんと座っていましたよ、結構大きいです

お顔の表情がなんとも言えないですよね(笑)。この藁人形は、災害や疫病を防ぐために

集落の辻(つじ)に置かれていたようです。他にも百目鬼の姿絵が展示されていて、

見られてよかったです。普段はお寺に保管されているんですよね、新聞で見たことが

あります。宇都宮には、百目鬼が暴れ回っていた昔話があるんですよ。そうそう、

姿絵なんですが体は普通でした。私のイメージだと体全体にも目があると思ったのに。

顔には目が書いてあったけど、百個も目なかったです、詐欺だ~っ。

す、すみません、よく姿絵を見たら、足に目が描いてありました。でも、上半身は

マッチョだけど目は描いてありません。だから勘違いしちゃったんですよぅ。