いつものように和菓子屋さんに行ってお饅頭を買おうと物色していると、カウンターに
見慣れない茶色の紙がケースに入れられて立ててありました。
お饅頭を頼んでお代を払い、紙袋に入れて貰う間その茶色の紙を手に取って見てみると
そこには「厄除招福」の文字が。なぜ和菓子屋さんにその紙が置いてあるのだろうと
思いつつ、紙をひっくり返してみると理由が書いてありました。
6月16日は「嘉祥の祝」と呼ばれ、848年に国内で疫病が蔓延した為、仁明天皇が
6月16日に菓子や餅を神前に供え疫病の退散を祈願したことから始まった習わし
だそうです。
江戸時代には銭16文で菓子を求めて食べる風習が庶民の間にも広がり「嘉定(祥)喰」
といわれ、欠かせない年中行事になったそうです。それを現代に蘇らせたのが今日の
「和菓子の日」だそうですよ。うふふ、大手を振って和菓子を頂けるわ~(笑)。
和菓子の日には、健康と招福を願って和菓子を頂いたり、大切な方や親しい方々の
健康を祈って、和菓子を送りましょうと書いてあります。
いつも私のブログを読んで下さる皆様にも、和菓子をお送りしたい所ですができま
せんので、気持ちだけでも送らせて下さいませ。皆様の健康と招福を、心から願って
おりますm(__)m沢山良い事がありますように~☆