6月のある日、パンの耳を貰ったので、白蛇弁財天に行って亀と鯉にあげようと
いそいそと向かいました。その前に伺ったばっかりだったので、まあ、今回
弁財天様に挨拶は後ですればいいかな~なんて考えていました。
到着した時に、前に境内社の天満宮の神様にお酒をお持ちしますと言ってたのを
思い出したので、ワンカップのお酒を奉納してから、亀さん達にパンをあげ始め
ました。
鯉達の勢いに飲まれそうになりながら、必死にパンを食べようとする亀さんに
頑張れ頑張れとエールを送りながらあげるのですが中々食べて貰えません(泣)。
日差しに照らされて私もじりじりしてきました、うぬぬ。それでも何度もちぎっては
投げてを繰り返していました。
池の前には金属の手すりがあったのですが、私も夢中になって投げていたら、
いつの間にか手すりから頭を出して投げていたようで、ふいに頭を手すりにぶつ
けてしまいました。それでも、懲りずに投げていたらまた同じ所を思いっきり
ぶつけてしまい、触るとズキズキ痛み始めました。
結局、亀さんにあげられないので、反対側の池に行って別な亀さんにパンをあげて
から神様にご挨拶しました。帰り際、狛蛇さんのお顔を見たら、なんだか
とっても怖い顔しているように見えます。ええ、なんで?と思いました。
それに頭も痛いし……あれ?一度めならわかるけど、2回目の方がぶつけ方が
ひどいのはなんで?と思い、も、もしかして、蛇さん怒らせたか?と思いあたり
ました。
そうだよねぇ、主様に挨拶しないで、鯉と亀にエサやりに夢中になってるなんて
眷属からしたらむかつく話だよなと。おまけに、境内社にお酒を奉納してご挨拶
しているのに、どうしてこちらには挨拶ないんだって思いますよね(汗)。
それに思い当たった私は、3日後に仕事帰りに寄ってお酒を奉納してお詫びを
しました。
その帰り道に撮った狛蛇さんのお顔です。ご機嫌良さそうなお顔に見えます。
なんだか、ホッとしました。