今週のお題「最近おもしろかった本」
皆さんは、お茶とお菓子や美味しいお食事とか興味ないですか?私はもちろん大好き
です。それに素敵な調度品やエレガントな茶器でもてなしてくれる、クラシカルな
雰囲気の喫茶店を見つけられたりすると嬉しくなります。
それは本の中も同様で、良い香りがするお茶や甘いお菓子などの描写がある物語と
出会うと幸せな気持ちになります。今回紹介させて頂くのは、そんな本が読みたいと
思われる方に打って付けな本になります。実はこの本はシリーズになっていまして、
もう20冊を超えている人気の作品なのです。記念すべき1作目のタイトルは、
「ダージリンは死を招く」で作者はローラ・チャイルズさんという女性です。
主人公は36歳の女性で名前はセオドシア。インディゴティーショップという
喫茶店のオーナーで、ドレイトン(ティーブレンダー)とヘンリー(シェフ兼パティ
シエ)と3人でお店を切り盛りしています。
ドレイトンはお茶に関しては超一流で紅茶だけではなく中国茶や日本茶にも精通して
おり、オリジナルのお茶までブレンドしてお客様を楽しませてくれます。ヘンリーは
素敵なお茶に欠かせない、美味しいサンドイッチやスープにサラダ、それと勿論バラエ
ティーに富んだ焼き菓子やスコーンなどを手際よく調理してお客様に喜んで頂いており
ます。読んでいるだけで、2人のお茶やお菓子を食べたくなってくるんですよね(笑)。
セオドシアも魅力的な女性で、優しいだけじゃなく芯がしっかりしていて、それに
ちょっと(心の中で)シニカルなところもあって私は好きになりました(笑)。さて本の
内容ですが出張ティーサロン(ケータリング?)先で、カップを持ったまま男性が亡く
なったことで友人が容疑者に!!そこで主人公が素人探偵になって調査を…という
流れです。
まあ、ミステリーは本格的かそうじゃないかはさておき、最後にはきっちり犯人を
捕まえてくれるので安心して読めます(笑)。もう私的には謎より、どうやって彼女が
犯人を追い詰めるのか?の方が楽しみにしている始末で(笑)。
いつも楽しみにしているのですが、なにせ1冊の値段が千円ちょっとするので買う
のは厳しいんですよね。なので、私は図書館で借りて読んでいます。私以外にも
楽しみにしている方がいるらしく新刊は早く入ります。多分、他の図書館でも借り
られるんじゃないかな?と思いますので、もし気になったら図書館に足を向けて
みるのもどうでしょう?ついでに、他の気になる本を借りるのも良いですしね。