今週のお題「何して遊ぶ?」
前の続きです。
休憩を15分取った後、後半の公演に入りました。
ずっと楽しみにしていた「多田の獅子舞」です。最初に猿役の方が座っています。
んん??猿はなんでいるのか分かりません。この猿役の方は道化でササラをもちます。
その後に3匹の獅子が現れるのですが、なんか様子が違う。この時点で察しの良い
方は分かると思うのですが、まるしか全然理解できていませんでした。演目の説明では
東日本に広く分布されている三人一組の獅子舞なんだそうです。よく時代劇に出てくる
子供達が獅子の面を頭に付けて、お腹に小さい太鼓を付けて踊るタイプですね。
ずっと目を皿のようにして、いつ口をパカパカしてくれるのか見ていたのですが(口を
パカパカする音が、厄払いと縁起が良くなる効果があるそうです)、最後までして
貰えず勝手にがっかりしていました。でも、演目が終わった後の舞台には頭飾りの
羽が散らばっていたので、一生懸命踊って下さっていたんだなと思ったまるしかは
反省しました、御免なさいっ。
最後は「鹿島踊」です。踊りの恰好は白装束に烏帽子姿の踊り手さん達が、幣や鐘を
持って踊りながら家々を回って、厄を集め最終的には厄を集落外に追放するという
ことだそうです。
現在でも神奈川県、千葉県、静岡県の太平洋沿岸に広く分布しているそうなの
ですが、鹿島では鹿島踊は長く途絶えていたそうです。それを平成9年に、曲を
作曲家の本條さんと振付を舞踊家の西崎さんが手掛け、地元の有志の方々により
再び結成されたとのこと。きっと、鹿島様も喜ばれたことと思います。
さて、4項目が終わって時計を見るとあっと言う間に2時間が過ぎていました。
色々ためになるお話も聞けましたし、とっても唯意義な一日になりました。展示室の
国宝の剣もばっちり見てきましたし(笑)。滅茶苦茶長くってあんなの振れないよね?
って思いましたよ。
歴史のパフュームを嗅いで、素晴らしい休日を過ごせた感じがします。たまには、
こういうのも良いですね(笑)。そんなまるしかのGWでした~(≧▽≦)