今週のお題「ほろ苦い思い出」
つい最近のお話です。本当にほろ苦い?という表現で良いのか?、そして思い出と
言うにはまだ時間が経っていない出来事がありました。まるしか、職場でとても
お世話になった方がいたんです。凄く親切な方で、嫌な顔もせず面倒な事も請け負って
下さるミスターパーフェクト!を地でいくような人柄です。
当然、皆さんに頼られてしまい、いつも忙しそうになさっていました。そんな彼
でしたが、転勤になってしまい他の営業所に行ってしまったのが7年くらい前の
ことです。親切な彼が行ってしまい皆残念がっていましたが、1年も経つといない
現状に慣れて、たま~に「○○さん元気でやっているかな?」と思い返したりして
おりました。
そして、今年の1月に退職した元同僚からメールが来て、新年のあいさつも
そこそこにこんな文面が目に飛び込んできたのです…「○○さんは元気?」と。
○○さんと仲が良かった訳ではないので、元気か?と聞かれても分かりません。
どうしてそんな事を聞くのかと尋ねたら、去年10月末の新聞のおくやみ欄で
名前を見かけたので気になったからという返事が!!えー??知らない、そんな
○○さんってまだ若いはずでしょ?とパニックになりました。
調べて連絡するねと返事をして、次の日職場の人に聞いてみたら本当に亡くなって
いて驚きました。あんなにお世話になっていたのに、こんな何か月も経ってから
知る事になるとはと落胆しました(泣)。死因も心臓発作らしく、仕事中に具合が悪く
なって帰ろうとした矢先、階段で倒れてそのままお亡くなりになったとか。
人って、いつ死んでしまうか分からないんだなと思いましたね。なんか、儚いって
意味を実感させられました。やりたい事は出来るだけすぐやりましょう、いつか
なんて来ない日がくるかもしれませんものね。手始めに、まるしかはお葬式に
行けませんでしたしお墓もわからないので、○○さん宛てに写経をすることに
しました。仏様に収めて頂くと、仏様が亡くなった方に届けて下さるそうなので。
ま、まさか写経をする日が来るとはなぁ。とにかく、感謝の気持ちを込めて完成
させたいと思います。